- 蓼科エリア:蓼湯治場から別荘地へと発展した「蓼科山」周辺の高原リゾートで、池や湖、滝などの自然を楽しめるほか、温泉施設も点在。
- 白樺湖・女神湖エリア:2つの湖を中心にレジャースポットが集結。
- 車山高原・霧ヶ峰・八島エリア:車山を中心に広がる高原。美しい山々の絶景が臨め、数多くの高山植物も観賞できる。
- 美ヶ原・武石エリア:ビーナスラインの最高地点。標高2034mの「王ヶ頭」を中心とした、約600ヘクタールにおよぶ日本一広い高原。
エリアごとのおすすめ観光スポットをご紹介したいと思います。
【蓼科エリア】女の神展望台
ビーナスライン沿い、標高1700m地点にある展望台です。八ヶ岳や南アルプスの山々が見渡せます。眼下に広がる森林の景色は思わず息をのむ美しさです。ガイドブックにも載っているので観光客からの人気も高く、ぜひ足を運びたい名所の一つだと言われています。
【蓼科エリア】蓼科グランドホテル 滝の湯
「蓼科グランドホテル 滝の湯」は、宿泊はもちろん、日帰り温泉も楽しむことができる施設です。滝ノ湯川を眼下に臨む渓流露天風呂が宿の名物で、うたた寝湯やこもれび湯、大浴場など、温泉の種類も豊富です。
日帰りの場合、ケーキや軽食と温泉入浴がセットになったプランもあり、運転で疲れた身体を優しく労わることができますよ。
施設内には卓球やカラオケ、ゲームコーナー、キッズスペースなど遊べるアクティビティも豊富にあり、友人・ファミリーでの宿泊先としてもおすすめです。
2022年にリニューアルオープンしたばかりなので、新しくて綺麗なのも嬉しいポイントだと思います。
【白樺湖・女神湖エリア】女神のテラス1830
蓼科山からの美しい景色を堪能できる「女神のテラス1830」は2018年7月に白樺高原の蓼科牧場ゴンドラリフト山頂駅の隣にオープンした観光スポットです。
テラスにはソファ席のほか、ハンモックも置いてあるので小休憩にもおすすめ!山頂駅のすぐそばにはキッチンカーのカフェ(
1830CAFE)もあり、コーヒーやソフトクリームが売っていますよ。
【白樺湖・女神湖エリア】白樺湖
ビーナスラインを走るならぜひ立ち寄りたい名所が白樺湖です。1周約4㎞というコンパクトな湖ですが、蓼科山や車山に囲まれた景色はとても綺麗です。
ガイド付きのカヌーツアーやSUP湖上散歩ツアー、「
MATE.BIKE」を使ったサイクリングツアー、ホースライディングなどのアクティビティもあるので、ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
【車山高原・霧ヶ峰・八島エリア】車山高原展望リフト
雄大な自然を全身で感じることができる「車山高原」。日本百名山の一つである霧ヶ峰の主峰「車山」の山頂までの雄大な景色をリフトに乗って楽しむのはいかがでしょうか。所要時間は片道約15分。
冬に開放されるスキー場とは異なる雰囲気のグリーンシーズンに訪問すれば、車山高原の新たな魅力を発見することができるかもしれません。
【車山高原・霧ヶ峰・八島エリア】霧ヶ峰高原 霧鐘塔
名前の通り、深く濃い霧で覆われることが多い霧ヶ峰高原。
霧が濃い日にはアーチ型のシンボル的モニュメント「霧鐘塔」の鐘を鳴らし、ハイカー達に方向を知らせる役目を果たしています。
関東富士見百景にも登録されており、霧のない日にはハイキングやトレッキングの目印にもなっていますよ。「霧鐘塔」には、諏訪市出身の小説家・平林たい子による『鐘がものをいふ 霧だ霧だと 鐘がものをいふ 生きろ生きろと』という詩が刻まれています。
【美ヶ原・武石エリア】美ヶ原高原美術館
ビーナスライン終点「美ヶ原高原美術館」は、360度の大パノラマが広がる4万坪の草原に、国内外のアーティストが手掛けた約350点の現代彫刻を屋外に展示している、大規模野外彫刻美術館です。箱根にある「彫刻の森美術館」の姉妹館として1981年に開館しました。
展示されている等身大以上のアートの数々はとても迫力があり、写真映えもします。
美術館内には子どもが自由に展示物に触れて遊ぶことができる「子ども美術館」があるので子連れ旅行にもおすすめ!
夏には高山植物が咲き誇り、とても綺麗です。ハイキング気分でアート散策が楽しめます。
【美ヶ原・武石エリア】道の駅 美ヶ原高原
「美ヶ原高原美術館」に隣接する道の駅です。「日本一標高の高い場所にある道の駅」とも言われています。
広い売店には信州の特産品やアートグッズなど全3000種類以上のアイテムが販売されており、お土産探しに最適です。
2階にはセルフサービス形式のレストランもあり、山小屋カレーが人気だとか。1階の展望テラスでは「濃厚でミルキーな味わい」と好評の長門牧場直送のソフトクリームが販売されています。
【美ヶ原・武石エリア】美しの塔
美ヶ原高原のシンボルと言われている高さ約6mの「美しの塔」は霧鐘を兼ねた避難塔であり、日本で一番大きな文学碑です。
1954年秋に設置され、1983年に改築された長い歴史を持っています。
塔の南面には自然詩人・尾崎喜八氏の「美ガ原溶岩台地」が、北側には山本俊一翁の顔のレリーフが埋め込まれています。